農業革命 agricultural revolution 2005 9 16
郵政改革が終わったら、農業革命でしょう。
21世紀は、科学技術の時代であると共に、農業の時代にもなるのです。
しかし、官業ビジネスが非効率的だと言われますが、
それに以上に、効率が悪いのが、日本の農業です。
生産性も低く、経済効率も悪い状態です。
私の故郷は、農業が盛んな地域ですが、
どの農家も、小規模農家です。
それなのに、どの農家にも、
耕運機やトラクター、田植機、稲刈り機などがあります。
これでは、経済効率性が悪く、しかも、農機具メーカーが儲かるだけです。
その上、農家の高齢化が、かなり進んでいます。
何しろ、60歳でも、若手と言われています。
まるで、政界のようです。
こうした現状を改革する必要があります。
まず、農地を、大規模な農地に集約する必要があります。
さらに、株式会社が、農地を取得できるようにすべきです。
「大規模な農地」と「株式会社」で、
日本の農業は、やっと近代化の入り口に立てます。
農業革命 agricultural revolution 2004 10 14
ハイテク王国と言われる日本。
しかし、日本の農業は、基本的に、江戸時代と変わりません。
「農民は、生かさず、殺さず」。
日本の企業は、中小企業が多いですが、
日本の農業は、零細農家ばかりです。
どこの農家も、零細農家ばかりなのに、
どこの農家も、耕運機、田植機、稲刈り機を買い揃えています。
こういう農業用の機械は、合計すれば、高級自動車が買えるほどの高価な値段です。
素人は、そんなに高い機械ならば、
3軒から5軒ぐらいの農家で、共同で買って、順番に使えばいいと考えるでしょう。
しかし、現実は、そうはいかないのです。
農業は、どうしても、天候に左右されます。
だから、田植えの時期も、稲刈りの時期も、ちょうどよい時期となると、
農家にとっては、みんな同じ時期になるのです。
そういうわけで、たとえ農業収入が少なくても、
高価な農業用の機械を買うことになるのです。
そういうわけで、「農民は、生かさず、殺さず」となるわけです。
しかし、なぜか、農民は不満を言いません。
それは、補助金が、ばらまかれているからでしょう。
さて、こうした欺瞞の構造は、そう長くありません。
それは、農業従事者の高齢化が、かなり進んでいるからです。